はじめに
最近、FP(ファイナンシャルプランナー)を受験する人が増えていると耳にします。今回、私もFP3級に挑戦し、合格してきました。それも、医師として働きながら、医学の勉強と並行して、総勉強時間は約25時間で、危なげなく合格いたしました。今回は私がどのように勉強して合格したのかを記事にしました。今回はiPadで勉強をする人も、そうでない人も実践可能な勉強方法となっております!
この記事を読むだけで、
効率よくFP3級に合格するための勉強方法がわかります。
具体的には以下について説明します
- どんな教材を使用したのか
- どのような順番で勉強したのか
- それぞれの教材を勉強するときにどのようなことを意識したか
- どれにどの程度の時間をかけたのか
前提として、勉強方法は人それぞれですし、この勉強方法が絶対に正しいというものはないと思っていますし、最終的には自分が無理なく継続できて非効率ではない勉強方法が一番いいと思っています。また、勉強も得意な人や苦手な人がいると私は思っています。みんなが同じような勉強をしてもみんなが全く同じ成績を取ることができるかというとそうはいかないと思います。
しかし、今回私が紹介する勉強方法は反復することを前提としたもので、初めから完璧を目指す勉強方法ではないため、比較的皆さんにも真似していただきやすいかと思います。ぜひ、読んでいってください。
私の成績
まず、今回、私は金財で受験してきました。しかし、問題を見た限りではFP協会で受験する方でも同様の勉強方法で問題ないと思います。
そして私の成績ですがこのような結果でした。
上記のように、学科に関してはカバーできていない範囲があるなと感じつつも特に危なげなく合格し、実技に関しては1問ミスで合格いたしました。
また、短時間の勉強でしたが、試験に合格したのみではなく普段の生活に知識が活きていると感じる場面も多々あり、受験してよかったと心から思っております。
それでは、25時間でこの成績をとった勉強方法について紹介いたします。
どんな教材を使用したのか?
それでは使用した教材とその教材を選んだ理由について解説します。
使用した教材は映像講義2種類と問題集・教科書それぞれ1種類ずつで、以下のとおりです。
映像講義
ほんださん/東大式FPチャンネル
「FP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義」(以下、爆速講義とします)
「FP3級 FP協会実技試験対策」
問題集
「みんなが欲しかった!FP3級の問題集」
教科書
「FP2級合格のトリセツ 速習テキスト」
以上を使用して合格いたしました。
なぜこれらの教材を選んだのか
まず、合格した私の意見として、短時間で合格するために勉強の土台とすべきはほんださんの映像講義です。FP3級に合格するための知識がわかりやすくかつ網羅的に短時間で学習可能です。ただ、受験した私の感想でいうとかなり細かい部分や出題頻度の低い部分は省いているものと思われます。しかし、合格するには十分すぎますし、あの内容を9時間にまとめることができるのは流石すぎます。極論3回ほどこの動画を見るだけでも合格できそうな気がします。
勉強を始めた当初は、ほんださん自身がこれだけで合格できるとおっしゃっていたのを聞き、初めは半信半疑でした。しかし、講義のわかりやすさに感動したことや、動画視聴後に軽く問題集をペラペラと見てみるとこれだけでほぼ問題集が解けてしまうことがわかったため、これをベースに足りない細かい部分は教科書で学習しようと思いました。
結果的に教科書はほとんど使用しなかったため、問題集と「ほんださん/東大FPチャンネル」の講義動画2種類のみで合格は可能であると思います。
また、なぜ教科書は「トリセツ」で、問題集は「みんなが欲しかった!」なのか気になると思います。
実は今回、私のリサーチ不足でFPの勉強を始めた当初はほんださんの存在を知りませんでした。先に教科書と問題集を調達したため「みんなが欲しかった!」シリーズを購入しました。
その後、講義動画の存在を知り、教科書をほんださんの講義とリンクしている「FP2級のトリセツ」に変更いたしました。(教科書は2級の受験も視野に入れていたため、2級に対応するものを選びました。)
問題集は演習さえできればなんでも良いだろうと思ったため、もともと購入していた「みんなが欲しかった!」シリーズの3級の問題集をそのまま使用しました。
最終的にお勧めする教材
映像講義(ほんださん/東大FPチャンネル)
「爆速講義」と「FP3級実技対策」
問題集 3級の有名で実績のあるものならなんでも良い
悩んだら「みんなが欲しかった!」か「トリセツ速習問題集」
教科書 「トリセツの速習テキスト」
どのような順番で勉強したのか?
私は以下のように勉強しました。
- 爆速講義(1周目)
- 単元ごとに爆速講義(2周目)→対応する箇所の学科問題
- 単元ごとに実技対策動画→対応する箇所の実技問題
- 学科問題・実技問題(2周目)
- 学科問題・実技問題(2周目で間違えたところの復習)
まず爆速講義を1周視聴する理由
勉強において全体像を捉えることは非常に重要です。1周学習し終えたことで新たに理解しやすくなることもあるためです。
また、単元ごとに同じような内容を扱うこともあります。例えばFPでいうと、タックスプランニングの分野は各分野と内容が被る部分も出てきます。そのため、初めから単元ごとに講義→演習とせず、まずは全体像を掴むために試験範囲を1周しました。
また後述しますが、1周目で全てを理解しようと思うことはせず、まずは「そんなのあるんだな」くらいの気持ちで聞いてしまって構いません。ここでの最低限の目標は理解するのではなく、「FPを知ること」です。初学であるならばどんなことでも理解できないことがあるからといって、立ち止まってしまうと挫折の原因になってしまいがちです。理解できなくても勇気を持って次に進み、立ち止まりすぎないことも大切です。
爆速講義2周目を視聴する理由
爆速講義1周終えたら、次に爆速講義の2周目に入ります。1周目で知らなかったことを知り、2周目で理解していきます。先ほども書きましたが、1周目の爆速講義で暗記しようとか完璧に理解しようとは思わないでください。初学ならばどうせ2周はするんだという前提でも構わないと思います。(もちろん、わからないことをわからないままにしておくのは良くないですが)
そして、爆速講義の1周目が終わったタイミングで学科問題に取り組まない理由ですが、FPは暗記が必須の科目であり、爆速講義を1周みただけでは暗記まではおそらくできていません。そのため、問題集をこなすのにも時間がかかってしまうと思います。
実際に私も範囲を1周終えた後に少しだけ問題に取り組んでみましたが、知識の整理や暗記ができておらず、なんとなくは覚えている気もするけど似たような他の制度との違いと間違えてしまったりすることも多く、爆速講義で見たはずの知識を何度も教科書を参照する羽目になりすぐにやめました。そのため、知識の整理・暗記のため、もう一度爆速講義を視聴しました。
単元ごとに爆速講義2周目→学科問題とする理由
2周目を視聴して学科問題に取り組みますが、1周目のように全範囲を視聴するのでなく、単元(1章)ごとに動画→学科問題とするのは以下の理由が挙げられます。
- 自分の得た知識がどのように問われるのかを知るため
- 直前に動画で得た知識の整理のため
- 学んだつもりになっていることを再確認するため
- 問題が解けずに挫折してしまわないようにするため
自分の得た知識がどのような問題形式で出題されるのかを確認する意味でも、知識の整理がある程度できたタイミングで問題に取り組みました。また、動画で理解したつもりでも、理解ができていない部分があると思います。そのような部分を浮き彫りにするためにも、視聴後すぐに問題集に取り組みました。
講義は理解を助けてくれるとても重要な勉強方法ですが、受動的な勉強のみでは記憶に残りにくいと思います。ただ、問題集を解く能動的な勉強は知識が不十分だと解けない・時間がかかる・間違えてやる気が削がれるなどが原因で挫折につながることもあります。
そのため、爆速講義1周目で全体の流れ・枠組みを把握し、2周目で知識の整理をした上で、その後に学科問題に取り組みました。
実技対策動画→実技問題の順番で勉強した理由
実技問題は、学科の知識を活用して解く問題です。知識があってもその使い方を知らなければ考えるところから始めなければなりません。なるべく短い時間で合格を狙うのであれば、実技問題の解き方をある程度勉強した上で問題演習に取り組むと効率が良いと思われます。
実技問題は解き方があるため、それをまず学びましょう。
下手な例えかもしれませんが、スポーツを例にとると、バットの振り方も知らない人がバッティングセンターで試行錯誤しながら練習すると、自分なりの振り方をいつかは見つけて上手になるかもしれませんが、有識者に素振りをなんとなく教えてもらってから実践する方が早く上達しそうじゃないですか?
もちろん、解き方を知らない問題が出た時のために考える練習をしておくことも大事かもしれませんが、FP3級の実技問題は、問題のパターンが多くないため、問題の解き方を勉強することは非常に合理的です。
そのため、まずほんださんの実技対策動画で解き方を学び、それを問題集で実践していくという形式が最も効率が良いと思います。実技問題の勉強にかける時間がグッと減ると思います。
教材はどのように使用したのか?
ここからはどのようなことを意識して勉強したのか、教材ごとに分けて説明します。
爆速講義1周目
目標:FP3級とはどのようなことをどの程度勉強するのかを知ること
ポイントは以下の通りです
- 暗記まで完璧にしようとしないこと
- わからないところで立ち止まりすぎないこと
- とにかく1周やり切るぞという気持ちで取り組むこと
前述した内容と似てしまいますが、まず、暗記は普通の人であれば反復が必要です。
暗記は2周目の爆速講義や問題集の役割だと割り切りましょう。もちろん覚える努力はしますが、どうせ反復する予定なので覚えてなくても大丈夫です。
そして、わからないところで立ち止まりすぎないようにしましょう。馴染みのない内容はやはり1回見ただけでは頭に入りにくいですし、1周勉強することでなんとなく見えてくることもあります。初学であればさっきまで知らなかったことを知れただけで昨日の自分より1歩成長しています。
とある制度を似た内容の他の制度と区別しながら視聴することも大事です。さっきと何が違うんだろうと思ったら立ち止まり、違いを確認して次に進むと2周目の視聴がもっと楽になります。ここで違いがよくわからなくても立ち止まりすぎないようにしましょう。問題を解いているうちにわかってくることもあります。
つまり、爆速講義を視聴している時の頭の中は以下のような感じです
- へーそうなんだ
- あれ、さっきの制度と何が違うんだろう?
- これは聞いたことあるなーこういう仕組みだったのかー
どうでしょう?気楽にまずは全範囲網羅できそうじゃないですか?
全範囲網羅することで、勉強の計画も一気に立てやすくなりますね。
爆速講義2周目(分野ごと)
目標:1周目で知ったことの理解を深める
ポイントは以下の通りです
- 重要な数字をなるべく意識して覚えながら視聴する
- 似たような制度の違いを明確にしながら視聴する
- 他の分野で学習したことと紐付けながら視聴する
- 動画内に出てくる語呂合わせも活用する
2周目は1周目よりかなり頭に入ってきやすいと思います。1周目では「へえーそんなのあるのかー」と思いながら聞いていたことが2周目では「うんうん、そんなのあったな」「あ、あの分野でも出てきたやつだ」などと思いながら視聴できます。
重要な数字を意識して覚えながら視聴することも大事です。何が重要かわからなくても大丈夫です。ほんださんが覚えようと言ったものは最低でも覚える努力をしましょう。語呂合わせもたくさん出てきます。活用しましょう。具体例を教科書に書き込んだり、語呂あわせをメモしながら講義を視聴すると良いかも知れません。
学科問題
目標:知識を定着させる
どのような問われ方をするのか知る
ポイントは以下の通りです
- 2周目の爆速講義を見てから時間を空けすぎずに取り掛かる
- ここで解けない問題は無意識のうちに聞き流してしまっている知識のためマークしておく
- ⚪︎×問題の答えが×の場合はどこがどう違うのかまで回答する
学科問題は⚪︎×もしくは3択問題になります。
前提として、私はわざわざ綺麗に回答のためのノートを作って回答を書いたり、間違えた問題は赤で答えを訂正したりはしませんでした。問題文を読んで×だと思ったものは、どこがどう違っているのかを頭の中で答えていました。そのため今回の勉強で問題集を進めるときに書いたのは自分の間違えた問題や復讐すべき問題がわかるようにするための⚪︎とチェックマークのみです。
問題文のどこが違っていて、正しくはどうなのかまで回答できた問題は、爆速講義のみで知識が定着しつつある問題です。問題演習をすることで着実に自信を持って回答できるようになるでしょう。
ここで重要なのが、講義を視聴したばかりなのに曖昧な知識です。その知識は講義で聞いているはずなのに無意識のうちに聞き流していたり、他の知識とごちゃごちゃになっていたりと、自分にとって苦手なところであったりします。必ず印をつけておいて、後からわかるようにしておきましょう。
私はそれぞれの問題番号の左上に自信を持って回答できたものは⚪︎、それ以外はチェックマークをつけながら演習しました。
実技対策動画
目標:学科問題で得た知識の再確認をする
どのような問題のパターンがあるのか知り、解法を理解する
ポイントは以下の通りです。
- 実技問題の解き方はここでしっかり頭に入れるつもりでやる
- 演習は後でするため、とにかく問題のパターンを知る
- なぜその解き方をするのか、丸暗記するのではなくなるべく理解する
実技は知識+知識の使い方を知っているかどうかが重要になります。
学科も同様ですが、知識がなければそもそも解けないです。実技問題は知識さえあれば解けるとは思いますが、解法を知らないと遠回りをしてしまう可能性があります。
正しい解法を身につけた上で演習する方が圧倒的に効率が良いため、解法を学びましょう。
基本的に勉強に限らずどんなことでも、有識者に教えてもらったことを実行する方が効率がいいです。特にFP3級に合格したいだけならわざわざ自分で考えながら実技問題を解く必要は全くもってありません。できる人のやり方を真似しましょう。
実技問題
目標:実技対策動画で理解した解き方を身につける
ポイント
- 他の選択肢がどのようなひっかけになっているのか考えながら解く
- 疑問に思ったことは適宜調べて解決しながら演習する
実技問題の解き方を学んでいるため、全く持って何をして良いのかわからない問題はほぼないと思います。人によっては全く行き詰まることなくスラスラ演習できるでしょう。後はほんださんが動画でどのように解いていたのか思い出しながら演習しましょう。解き方を忘れたのならまた動画を見直すのも良いと思います。
また、動画内でもほんださんがおっしゃっていましたが、ぜひハズレ選択肢がどのようなひっかけをしようとしているのかも考えながら演習しましょう。知識が整理されて理解度がぐっと上がりますし、本番で引っかかりにくくなります。
学科問題・実技問題2周目
目標:自信を持って答えられない問題の拾い上げと知識の定着
ポイント
- 考えて解く問題以外は数秒かけて解けなければ答えを確認する
- 計算問題は電卓を使って本番と同じように解く
- 問題文のどこがどう間違っているのか答えられたものには⚪︎
- 自信がなかったけど一応正解したものや間違えた問題にはチェックをつけておく
- その日間違えた問題を数時間後(その日中)に解いて覚えているかどうか確認する
2週目では知識の定着と苦手問題の拾い上げをします。
この時、問題の解答に時間をかけすぎないことが重要です。覚えているかどうかの問題は考えたところで答えは出ないため、覚えていないのならば割り切ってすぐに答えを確認しましょう。
考えて解く問題についてはしっかり考えることが大事です。特に計算問題は本番と同じように電卓を使って解きましょう。
覚えていないものはこのタイミングで確実に覚えられるようにする。解けなかったものは解けるようにする。当たり前のようですが、これが勉強です。問題を解くことは単なる確認作業であり、間違えた問題を再度解いた時に間違えないようにすることが勉強です。
また、2週目も1週目と同様に問題文のどこがどう間違っているかまで答えられた問題に⚪︎を、少しでも自信がなかったものや不正解の問題にチェックマークをつけていきましょう。
学科問題・実技問題の復習
目標:苦手問題をなくす
ポイント
- 2週目が終了した時点で、2つ⚪︎がついているものには勇気を持って手をつけずに
- 1つでもチェックマークがついているもののみ復習していく
- 同様に⚪︎とチェックマークをつけていく
勉強も最終局面です。ここまで来れたらおそらく合格点は余裕で取れると思います。しかし、試験に万全の準備をしていきたいですよね。
ここで大事なことは時短のために、まずはチェックマークがついている問題のみを復習することです。⚪︎が2つついている問題は再度解いても9割以上正解できると思います。(どのくらいの期間空けて復習するのかにもよりますが)
勇気を持って、チェックマークの復習のみしていきましょう。ここでも同様にマークはつけながら行って下さい。
ここで再度チェックマークがつく問題はもう一度復習しましょう。後は自分の納得のいくまで復讐の繰り返しになります。
また、時間に余裕がある方は⚪︎が2つついている問題も再チャレンジしてみるのも良いと思います。時間が経って忘れているものもあるかもしれませんし、自分が解ける問題がたくさんあるという自信につながって、安心して試験に臨むことができます。
以上がそれぞれの教材の勉強方法と意識したことになります。
それぞれにどの程度の時間をかけたのか?
次に実際に私がそれぞれにどの程度の時間をかけたのか説明します。
前提として私は問題を解くのは早い方だと思います。医師国家試験も毎ブロック退出していましたし、FPの本番も見直し含めて学科は35分(試験時間120分)で退出しました。それも踏まえた上で私が実際にかけた時間を紹介します。
爆速講義1周目
約7時間(1.25倍速)
合計で9時間程度のコンテンツになります。そのため、1.25倍速なら7時間程度で視聴可能です。私は大学時代から映像講義は1.25~1.5倍速程度で見ていましたので、今回もそのようにしました。前項で書いたように、この時点では完璧に理解したり、覚えたりしようとしていないため、少し早い速度でも視聴可能だと思います。
爆速講義2周目
約5時間(1.5~2倍速)
1度視聴をしているため、さらに速度を上げても理解できます。医師国家試験の動画も2周目は2倍速で見ているという人は周りにたくさんいました。特にこのフェーズでは理解することが主な目的であり、暗記まではしません。
聞きながら「そうだったなー」と思うことができれば大丈夫です。さらに、もし理解が追いつかなければ速度を落としてみれば良いのでぜひ一度試してみてください。
学科問題1周目
約4時間
私はどんな勉強でも、「まず自分がこの本を終わらすためにはどの程度時間がかかりそうか」を知るために数十ページ時間を測りながら進めます。今回の「みんほし」の問題集であれば1ページ平均2分かかっていないくらいでした。早いと思う方もいるかも知れませんが、爆速講義2周目を視聴した直後(数時間〜1日後)ですので、このくらいの速度で進めることは可能です。先ほども書きましたが、FP3級の問題は覚えているかどうかで決まるものが多いです。というより、覚えていないなら考えても解けないものが多いと思います。解くことに時間をかけすぎずに、間違えたものや自信のなかったものの解説を読む時間をしっかりとるようにしましょう。
実技対策動画
約1時間半
1.5倍速で視聴しました。学科問題も1周目は終わらせているため、1.5倍速でも十分理解できるはずです。解きながら「あー、あれを使うのか」「こうやって使うのか」「こんな感じで引っ掛けようとしてくるのか」など考えながら視聴しましょう。
実技問題
約2時間半
学科問題ほど短い時間で解くことは難しいですが、動画で解き方の勉強をしていることもあり、長く見積もって1単元20分~30分程度で終わらすことが可能でした。
問題集 2周目
約3時間
2周目になると、一瞬で回答できる問題も増えているはずです。前項でも書きましたが、必ず自信のなかった問題や間違えた問題にチェックを入れるながら行ってください。繰り返しにはなりますが、その日学んだことは後日忘れてもいいから、その日くらいは覚えて寝ましょう。私はしませんでしたが、間違えた問題を数時間置いてからもう一度解いてみて、本当に覚えているかどうかやるのも1つの手段だと思います。
問題集3周目
約2時間
このステップはかかる時間としてはかなり個人差があると思います。チェックが少ない人はもっと早く終わるかもしれません。これも繰り返しにはなりますが、必ずチェックがついている問題のみに取り組みましょう。
ここまでで合計25時間です。私自身が、問題を解くスピードが早い方なので、勉強し慣れていない人でも30時間あれば同じように勉強できると思います。
FP3級の勉強方法Q &A
以下個人的な意見でQ &Aをさせていただきました。
教科書から勉強するのはダメか?
ダメではないですが、爆速講義を1通り見る方が理解しやすく、圧倒的に労力が少ないと思います。教科書を読むという行為はなかなか労力を要しますが、講義動画であれば聞いていれば良いので比較的楽だと思います。講義動画が合わない人は教科書で勉強すると良いと思います。
1周目爆速講義を見た後に問題集に取り組むのはどうか?
もちろん否定はしませんが、「解けない、進まない、毎回問題の答えに見当がつかず解説を読むだけになっている」このような人は効率が悪いです。さっさとやめて、爆速講義2周目を見ることをお勧めします。
最後に
いかがでしたか。わかりにくい表現もあったと思いますが、ぜひ参考にしていただけると幸いです。また今回はiPadをどのように使用したのかまでは書きませんでした。もしご希望があればX(旧Twitter)やお問い合わせフォームからご連絡ください。皆さんが効率よくFP3級に合格できることを祈っております。
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