こんにちは。今日は、試験直前期の計画の立て方について考えてみましょう。
試験を控えている皆さんの中にこんな人いませんか?
- 1日にどの程度勉強するのか決めずに勉強に取り掛かっている
- 明らかに不可能な計画を立ててしまう人
- 計画倒れして、結局間に合わない人
以上のような人たちには、ぜひとも読んでいただきたいです。
この記事を読んで、あなたもスマートに勉強計画を立てましょう!
なぜ勉強計画を立てる必要があるのか
まず、大前提としてなぜ計画を立てるべきかわかりますか?
計画を立てないと
- 1日中なんとなく自分のペースで勉強して終わり
- あれもこれもと色々なことに手をつけて、結局間に合わない
- 間に合うかどうかそこはかとない不安感が生まれてくる
以上のようなデメリットがあります。
逆に計画を立てれば
- 1日にやるべきことが明確になる
- やるべきことが終われば、勉強以外にも時間を当てることができる
- このペースでやれば間に合うということがわかっているから焦りが消える
- 不必要なことに手を出さず、効率よく勉強できる
以上のメリットがあります。どうですか?計画を立てない理由が見つからないですよね。
「でもどうやって計画を立てるかわからない」
「計画を立ててもうまくいったことがない」
という人たちのために今回は、僕の計画の立て方について解説していきたいと思います。
勉強計画の立て方
大雑把にまず概算する
計画はまず大雑把に立てましょう。
ここでのコツは、
「〇〇日後に△△の試験があるから◇◇を勉強しよう」
とまず決めることです。具体的なステップを以下に示します。
- 試験までに何日あるか計算する
- 試験までにやりたいこと(教材・問題集)を列挙する
- 2で列挙したものに優先順位をつけておく
- 1日本気で勉強してみる
- 4でできた勉強量を踏まえて、やりたいことがどこまでできるか計算する
- やりたいこと全部はできなさそうなら、優先順位の低いものは思い切って切り捨てる
1や2は誰でもできますね。3が問題になってきます。
「あれもこれもやって試験に臨みたい」
こうなってしまいますよね。非常によくわかります。ただ、それは万全な体勢で、完璧な状態で試験に臨むためであって、「合格するために最低限やること」は平気で逸脱している場合が多いと思います。
資格試験や受験は「合格最低点+α」を目指すべきなのに満点を目指してしまいがちです。
試験に合格することが目標の人は「合格最低点+α」を目指しましょう!
そうすれば、自ずと「最低限やらなければならないこと」が見えてくるはずです。やりたいことに優先順位をつけていきましょう。
次は4のステップです。ここでは「自分が1日に勉強できる最大の量」を把握するためです。
これが把握できていないと、無茶な計画を立ててしまい、計画倒れの原因になります。また、5のステップでは「毎日最大量を勉強する」ことはできないものと仮定して計画を立てることが重要です。さらに日にちにゆとりを持って計算することも重要です。
風邪をひいて1日勉強できないだけで、それまで真面目に計画通りやっていても計画倒れしてしまう可能性があります。ですから、実際に勉強できる日は「試験までの残りの日数の90%くらい」で予定を立てるといいですね。(切羽詰まっている人はそんなこと言ってられませんが、、、)
6のステップは最も重要と言っても過言ではありません。過言ではありませんと言っても過言ではないくらいに過言ではないです。これができない人が試験に落ちてしまう傾向にあると思います。
6のステップができない人は、やりたいことの量が多くなってしまい、
- やりたいことが終わらない
- 重要なところが手薄になる
- 全体的に知識が薄い
以上のような状態に陥ってしまいます。これが最も避けたい状況です。6のステップで思い切ってやることを絞りましょう!やりたいことを切り捨てることで成績アップにつながるということを理解しましょう。
短期的な計画を具体的に立てる
長期的な計画を立てたら、それを踏まえて短期的な計画を立てましょう。
前述の「大雑把な計画を立てる」というところで、
試験までに、何を優先的にやればいいのかという確認ができたと思います。
あとはそれを短期的な目標にしていきます。
- 1ヶ月でこれをやるから1週間ではその1/4の量をこなす必要があるな
- 1週間でこの量だから1日にこの量をする必要があるな
- もう少し余裕を持ってここまでにこれを終わらせてみよう
このように最終的には「1週間にどの程度やる必要があるのか」「1日にどの程度やる必要があるのか」を明確にしましょう。
なぜなら「1日のノルマ」が終わればあなたは「その日の自由」を獲得できるのです。
僕は
- 20時までに終わらせて焼肉食べに行くぞ
- 21時までに終わらせて友達と温泉に行くぞ
なども考えながらその日の計画を立てていました。その日のノルマが終わっているのと、漠然とノルマを決めずに勉強しているのでは、同じ焼肉を食べていても気分が違いますよね。
1週間にどの程度やる必要があるのかを明確にする理由は?
1日に勉強する量を明確にする理由は皆さんわかると思います。しかし、1週間量も確認しておくべきです。
なぜかというと、1週間スパンでズレを調整することができるからです。1日量がわかっていてもどうしてもできなかったということは起こりうります。もし、1日のノルマが達成できなければ、1週間スパンで見た時に目標が達成できるように、計画を変更すれば良いのです。
ここで1日のノルマを「自分が最大限できる勉強量ギリギリ」に設定しない理由がわかると思います。毎日、計画よりも少し余裕を持っているからこそ、この調整ができるのです。
計画を立てる際の本質は、完璧になるまで詰め込むことではありません。最低限まで切り捨てることです。そうすることでこのような計画の立て方が可能になります。
前日の夜に次の日の計画を立てる
ここからは、計画を立てる際の工夫になります。
皆さんの集中力って、起きてからどのような変化がありますか?
僕の予想ですが、多くの人は寝る前になるにつれて集中力が落ちてくると思います。
ですから、朝計画を立てている人は、その日1日の集中力を、「計画を立てることに費やしてしまっていると思います。」朝の時間をダラダラと過ごさないためにも、夜、集中力が無くなってきた時間に次の日の予定を立ててしまっておくのがいいと思います。具体的には
- どれだけの量を何時間で終わらせるのか
- 明日は何時に寝るのか
- そのためには何時に起きなければならないか
- 何からやり始めるか
この4つは必ず決めるべきであると思います。特に4つ目はあまり意識していない人も多いのではないでしょうか。スタートダッシュを切るために、朝起きてから「何から始めようかなー」と考えるのはやめましょう。
最後に
僕はさらに、1日量を数時間単位で細分化していました。目標は短期的であるほど集中できたからです。
1時間かけられるはずの量が早めに終わるとその分を、休憩や気分転換に当てることがあできますし。計画は1時間単位までは細分化しても良いと思います。
個人的にお勧めする方法は
- ・午前にここまで終わらせたら友達とランチ行くぞ!
- ・15時までにここまで終わらせたら、少しスポーツして気分転換するぞ!
などなどです。
この記事で学んだことに納得がいったのなら、この記事通りやってみてください。そして、時運なりに改良して、自分に合った計画の立て方を見つけてみてください。
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