みなさん、昼食後に眠くなってどうも集中できていない気がするなんてことはありませんか?
今回は、私が最近実践している昼以降の生産性を爆上げする方法を大きく分けて2つ紹介します。
最後には、私が実践していた方法もまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。
(前提として、夜は十分に睡眠時間を確保しているものとして考えてください)
昼寝の活用方法
昼食後の眠気のせいで、午後勉強できずに困っている人いますよね。
まさか、時間がもったいないからという理由で、昼寝をすることなく、その眠気と気合で戦いながら勉強をしてしまっている人いませんか?
そんなことは絶対にやめましょう。だらだらと勉強する方が時間の無駄です。
- 時速20kmの車で2時間走る場合
- 30分遅れて時速40kmで1時間半走る場合
上記の1と2では2時間後にどちらがより先に進んでいるでしょうか?もちろん2です。
勉強も同様に考えてみましょう。いつもの集中力の半分、もしくはそれ以下の集中力で長時間勉強する場合と、その2倍以上の集中力で勉強する場合では勉強効率が格段に違いますよね。少しの仮眠を取ることで、その後の集中力アップが期待できるのならば、仮眠をしない手はありません。
それでは具体的にどの程度仮眠を取れば良いのか。
諸説ありますが、20分程度の仮眠を推奨している本が多いように感じます。(他には、1時間半の仮眠をとったことで、全く取らなかったグループと比較すると集中力の差が有意に出たという研究もあるようです。)
また、仮眠を取る前にコーヒーを摂取することも効果的であると言われています。
コーヒーを摂取した後に仮眠を取ることで、カフェインの効果が現れる20−30分後にスッキリ目覚めることができ、その後の集中力アップも望めるようです。
眠気といつも戦っている人はカフェインを摂取した後に20分程度の仮眠をとってみましょう。
昼食後に散歩を取り入れる
人間の眠気を操るホルモンにセロトニンやメラトニンがあることがわかっています。その2つのうち、セロトニンが分泌されることにより、覚醒すると言われています。
そして、セロトニンは
- 日光を浴びる
- 運動をする
- 咀嚼をする
といった行動により分泌が促進されるようです。
昼食後に眠くなってしまう人は、ぜひ、屋外の散歩を取り入れてみましょう。
日光を感じながら、適度に運動をすると気分転換にもなります。(この気分転換もセロトニンが関係しているのでしょうか?)
私が国家試験前に実践していた方法は、
ガムを噛みながら、友達と外を散歩する
という方法です。長いときは30分以上散歩をしながら世間話をしていましたが、それでも1日に10時間以上勉強することができていました。
みなさんもぜひ一度散歩を取り入れてみてはいかがでしょうか。
昼食は低糖質のものを腹8分目にする
これが最も重要かもしれません。
眠気の原因は、糖質の過剰摂取によるインスリンの過剰分泌による低血糖であるという説があります。(国家試験の基礎知識ですが、 意識障害ではまず低血糖除外しましょうね!)
友達とラーメンを食べに行こうものなら、昼以降意識を失ってしまい、気がついたら年号が変わってしまうくらい爆睡していたこともあります。
そのため、私は直前期は特に食事内容に気をつけていました。
具体的には、低糖質のものを腹8分目食べることです。
- サラダ
- ナッツ類
- 豆腐
- 卵
- 肉類
- 魚(鯖缶など)
を主に摂取するように心がけていました。たまにお米がどうしても食べたい時などは、玄米を食べるようにしていました。玄米は食物繊維が豊富で、白米よりはGI値が低く、眠くなりにくいそうです。どうしても、お米が食べたいときは玄米を食べることをお勧めします。
まとめ(私が実践していた昼休みの取り方)
以下は、私が実際に実践していた方法です。
- 昼食は糖質の少ないもので腹8分目程度
- コーヒーをコンビニまで歩いて買いに行く
- コーヒーを飲んで仮眠(20−30分、机に突っ伏して)
- 勉強開始
- 集中力が落ちてきたら、友達とガムを噛みながら外を散歩
- 勉強開始
*コーヒー+仮眠と昼食の順番が逆になることもしばしばありました。
ぜひ、参考にしてみてください。
私自身、昼食後は眠くなることが多いですし、ひたすら机に向かって勉強することは、自分にとって効率の良い勉強方法ではないと思っています。(それが合う人もいるかもしれませんが。)
同様に、眠気を感じる人は少なくないのではないでしょうか。そういった方はぜひ一度、私と同じような方法を取り入れてみてください。
それでは医師国家試験まで残り10日程度頑張ってください!質問等あればTwitterのDMまでお願いします。
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